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コラムNo.025 ごはんのはなし(その1)

コラムNo.025 ごはんのはなし(その1)

(ペットフード編)選択を考えよう

「何を食べさせたらよいのか」・・・犬を飼い始めてまず考えることですね。昔は味噌汁かけご飯や残り物をやっていた時代もありましたが、今や飼い主の7割近くがペットフードを与えており主流となっています。ペットフードにするのか、手作りにするのか、それともそれらを混ぜるのかになります。どれを選択するにも、いろいろな意味でメリット・デメリットがあり、それらを理解した上で選択・給餌を考慮してください。

主食としてペットフードを与える場合、パッケージに「総合栄養食」と明記しているものを選びます。「総合栄養食」とは、主食としての栄養を満たしているという意味です。「総合栄養食」の表記がなかったり、「スナック」と書かれてあるものはおやつ(間食)で主食には使えません。国産や輸入のペットフードの多くは、米国飼料検査官協会(AAFCO:アアフコ)の栄養基準が世界各国で世界標準として用いられており、これに基づいて製造されているものがほとんどです。この栄養基準は、ビタミン、ミネラル、たんぱく質など37種類の栄養項目について必要量が定められており、これを満たしていればそのフードと水だけで必要な栄養はまかなえるというもので、世界的なお墨付きともいえます。この「AAFCO」の表記があるものを選ぶのもひとつの選択方法ですが、最近では純国産のこだわりフード(原材料も国内産を使用)などがあり、これらの中には「AAFCO」の表記がなくとも主食として与えられるものもあります。

ペットフードの最大の利点は、難しい栄養学的な知識がなくても心配なく、お手軽に、必要な量(パッケージに記載)をすぐに与えてやることができるということです。しかも、保存が効き種類も豊富です。

それでは、数あるペットフードの中からどれを選ぶのか。CMでよく見るブランドのフード、やっぱり安心の国産品フード、ペットショップおすすめのフード、家計に大助かり量販店の山積の激安フードなどいろいろありますね。成長段階(ライフステージ)に合わせること、つまり成長期(グロース)、維持期(メンテナンス)、老齢期(シニア)を合わせることは当然ですが、それでもやはりいっぱい種類があってわからない。そんなとき、わたしはいつもこの話をします。

ポテトチップス 「100g=100円」の法則・・・これより高い? 安い?

われわれが普段口にするポテトチップスですが、いくらぐらいするものでしょう?

だいたい一袋100gで100円くらいですよね。ではその原材料は?

ジャガイモのみで、あとは加工に油脂と味付けに塩等が少量ですね。食べているのは、ほんとにジャガイモそのものです。それでも100gで100円するわけです、人間用は。では、ペットフード(ドライタイプ)はどうでしょう。先のAAFCOの基準を満たすため、多くの材料からさまざまな加工工程を経て製品化されますが、肉類として牛・豚・鶏から子羊・鴨に七面鳥まで入ったものまであります。魚だっていろいろあります。ほかにも卵、米、小麦、大豆に各種ビタミン・ミネラルやオリゴ糖など、パッケージに彩り鮮やかに謳い文句が載っていますね。CMやパッケージに惑わされてはいけません。ここでのポイントは、やはり価格です。

次回につづく