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TOPページ院長コラム(ミルキー通信)Index > No031 おやつ考(その2)

 
 
おやつの七つのルール
 

おやつで最悪のパターンは、溺愛による無分別な与え方です。ときどき主食としてのペットフード(総合栄養食)はほとんど食べないのよねえと、一日10数本ものジャーキーを与えているなんてこともあります。これはなぜか子育てを終えた世代の飼い主によくみられる傾向なのですが、肥育(食用家畜を太らすこと)して食べるわけでもあるまいし、飼い主がニコニコしながら万病の元である肥満を作り上げる姿には目を覆うばかりです。期待するつぶらな瞳にみつめられ、喜んで食べるその姿についついやってしまうのでしょう。あとよろしくないのが、出掛けにジャーキーやガムをやってその隙に留守番をさせるようなおやつのやり方です。【罪滅ぼし】のつもりでしょうが、もので釣ってるだけでしつけの「しの字」にもならない悪行です。しかも、肥満にさせるケースが多いこと多いこと。主従関係が成り立っていないが故の行為で、まずは留守番をさせる訓練が必要です。その際に使う【ご褒美】がおやつなのです。しかも小指の爪程度の量で充分です。イヌはもらえる量ではなく、もらえることに満足します。また、成長期の場合は、補助的な栄養素を含んだものを選び、消化に負担になるようなジャーキーやガムといった硬いおやつや、添加物たっぷりのおやつはくれぐれもやらないように注意しましょう。

では実際にどんなおやつのやり方が理想なのでしょうか。健康に害を与えるものややり過ぎによるカロリーオーバーさえ気をつけていれば、基本的に何をやっても構いません。注意をするのは、のべつ幕なしにやらないこと。あくまでもご褒美として与えてください。
人間の食べるお菓子には、砂糖などの甘味料や醤油などの塩分、香料といった調味料が含まれているため、その味付きに慣れてしまうと普段の食事に好き嫌いの癖が出る犬がいます。ゆでたササミや芋などをサイコロサイズに切り分け、数個ずつラップに包んで冷凍しておき、必要なときに解凍して与えたりするのもよいでしょう。お菓子作りの要領で、クッキーを焼いてもいいですね。クッキーは、甘味を付ける必要がありませんので手軽に作れます。手作りクッキーですが、うちの近所のペットショップ(カフェもありいつも入りびたっています)では、マスターがショップ内のキッチンで小麦粉とさつまいもにエクストラ・バージンオイル(オリーブオイルの一番搾り)を加え、オーブンでカリッと焼き上げています。その芳ばしい香りがタマリマセン!しかも1g1円の量り売りなんです。みんな100g単位でごっそり買っていくそうです。そのショップのクッキー(人間も食べられます)目当てに散歩に行くのが楽しみなワンコもいるのですから。またペット用おもちゃの中に数粒のドライフードを入れて、カミカミしたり転がしてるうちにコロッと出てきて食べるような玩具もあります。

おやつは、飼い主とペットの絆をむすぶ大切なコミュニケーション・ツール(道具)です。手作りで愛情を込めたおやつもよいでしょう。また、健康を考えながら良い製品を見つけてやるおやつもよいでしょう。悦ぶことと身体に良いこととは別物です。おやつをやるときは、いつも健康とその目的をちょっとだけ考えてあげてくださいね。それが本当の愛情ですから。

 
 
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