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飼い育てるという意味(その2)
 
今は昔、自然が豊で自動車の往来も少なく、人々がのんびりと暮らしていた頃は、今のような致死性の感染症もほとんどなく、ネコたちも自由にそして元気に外を走り回ったり、陽だまりで昼寝をしていたりしました。しかしながら、現在のような社会状況では、そのような牧歌的な生活は残念ながら望むことはできません。1980年代になると、ネコ白血病ウイルス感染症やネコ免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)が国内で流行しはじめました。地域によっては、30%もの野良猫がこれらの病気に感染していると言われています。特にこれは、過疎地に比べて都市部の猫のほうが多く、感染猫との接触の機会が多いため感染率が高くなっています。
猫にとって家の外にある危険は、我々の想像を上回るほどのものがあります。実際『野良猫の平均寿命は約4歳である。』という研究者の報告があります。また野良猫の死亡原因の50%は交通事故であるとも言われています。気ままにそして元気に飛び回っているように見える野良猫たちは、危険があふれる現代社会の中、実は大変な生存競争を強いられているのです。

私自身、受傷して保護されてくる『野良猫』の治療をたびたび行なうことがありますが、なかにはとても人なつこく、明らかに『飼い猫』のような場合があります。

事故などで家に帰ることが出来ないわけですが、治療を続ける間に保護者にもなつき、このような場合そのまま家族の一員となるケースがほとんどです。これとは反対に、毎日1時間のお散歩の後は必ず家に戻ってくるのに、ある日突然帰ってこなくなったということもしばしばあります。すべては、ある日『突然』やってきます。
“元気で長生き医者いらず”を望むなら完全室内飼いをおすすめします。ただし外出しなくても猫カゼをひくことはありますので、ワクチン接種は受けて下さい。それと万病の元である肥満には、くれぐれも注意しましょう。
 
 
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